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ようびで働くひとの声_与語 一哉

ようびで働く
ひとの声

建築設計監理

与語 一哉

ようび建築設計室 室長

幼少期から木を使ったものづくりの楽しさを感じ、つくったものがずっと残っていく、使われていく、、そんな仕事をしたいと思い、建築を志す。 新築住宅の施工管理業務や、古民家改修の設計監理業務に従事するなどの経験を経て、ようび建築設計室に参画。新築・改修、様々な案件に関わり、現在、同室長を勤める。


ー現在取り組まれている仕事について教えてください。

現在はようび建築設計室では、宿泊施設、古民家改修や廃校利活用の設計や施工に、主に取り組んでいます。 地域の中で、大切に受け継いで来られながらも、現在は使われていないような建物を、その建物や場のポテンシャルを最大限引き出しながら、これからのライフスタイルに合わせリノベーションし、新しい宿泊施設や店舗、学び、集いの場として生まれ変わらせる、、 そのような案件に関わらせていただいています。

ーどのようなプロジェクトに関わっていらっしゃるのか、具体的にお聞かせいただけますか。

はい、例えば、地域の中で愛されてきて、今は廃校となってしまった旧小学校が、宿泊施設や入浴施設、ショップへとリノベーションされる、というプロジェクトに関わらせていただいています。 地域の方々が銭湯や交流を楽しまれたり、 県内外からの方々が、観光後にそこで汗を流し、宿泊をされたり、地域の特産品を購入したりと、 地域内外の方々の交流が生まれ、その地域のプロダクトや文化が発信されるような、そんな新しい価値を生む場を、たくさんの方々とともに創らせていただいています。

ー仕事をする上で大切にしていることはなんですか。

全てのプロジェクトにおいて言えるのですが、 新しい場が出来上がることによって、地域の方々が持続的により豊かに、より元気になっていくことが重要と思っています。そのために、クライアントや運営する方へのヒアリング、そして地域の方とのワークショップを丁寧に行い、そこに暮らす方々の本質的な課題やニーズ、その思いを汲み取り、建築を提案させていただくことを心がけています。

ー仕事のやりがいを感じるのは、どんな時ですか。

建築には、クライアントの方をはじめ、インテリアデザイン、ランドスケープデザイン、大工さんや職人さんなど、、たくさんの事業者様が関わります。 そのような様々な事業者の方々と、同じヴィジョンを共有しながら共に創り上げていくことで、自分一人では成し遂げられない、予想を超えて良いものが出来上がる瞬間に、本当にやりがいを感じます。 色んな方々が「自分たちが関わったんだ、つくったんだ!」と思えるものが、残っていく、使われていく、ということも、喜びを感じますね。

ーようび建築設計室で働く魅力を教えてください!

ようびは、社内に建築設計・家具インテリアデザイン事務所と家具工房が共にある、とても珍しい環境のため、建築からインテリア、家具、デザイン、様々な分野のプロフェッショナル達と関わり、共に創り上げていくという働き方ができます。 業務中はもちろん、昼食もみんなで一緒に食べるなど、部門を超えてとてもコミュニケーションが多く、色んな視点に触れることができるところが魅力です。 また、私たちは、岡山県西粟倉村という、人口およそ1400人、森林が95%という地方に実際に身を置き、地方都市での課題解決に関わっています。 日本全国で同じような課題がある中、リアルな地方都市の「価値を生み出す場づくり」に携わることは、建築のキャリアの中でとても大きなものを得られると思います。

After Work

趣味はマラソンです。走って無心になることでリフレッシュできます。30代半ばの時に、フルマラソンで10代の記録を塗り替えたことが、「年齢問わず、人はいつまでも成長できる!」という自信に繋がっています。

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